肩こりや腰痛の原因にはさまざまなものがありますが、病気でないものの大半は筋肉が緊張して血流が悪くなったことで起こります。
ですから、肩こりなら「肩井（けんせい）」、「天髎（てんりょう）」「手三里（てさんり）」、「列缺（れっけつ）」といった肩や腕のつぼを、腰痛なら「崑崙（こんろん）」「委陽（いちょう）」といった足のつぼを刺激して血行を促す施術を行います。もちろん、身体の状態は一人一人異なるので、それに応じたつぼを選択していきます。

自律神経失調症とは、身体のオンとオフを切り替えている自律神経のバランスが崩れて頭痛やめまい、イライラなどさまざまな不定愁訴が現れる症状です。病気だという理解が得られにくい場合もあり、本人にとっては非常につらいものです。
このような不定愁訴は鍼施術がずっと以前から治療対象にしていたもので、「内関（ないかん）」、「郄門（げきもん）」といったつぼを刺激して症状の軽減を図ります。

最近増えているのが、目がかすんだり、目の奥が痛くなったりするといった症状です。これはスマートホンやパソコンの使いすぎによる眼精疲労だと考えられます。眼精疲労はひどくなると頭痛やめまい、肩こりなど他の部分に影響を与えることもあります。
目の周りの筋肉が緊張し、血行が悪くなっていることが原因の一つなので「清明（せいめい）」、「陽白（ようはく）」、「太陽（たいよう）」、「角孫（かくそん）」といったつぼを刺激して血行を促す施術を行います。

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表情筋が偏って使われることで“しわ”に、表情筋が衰えることで“たるみ”の原因になってしまいます。美顔鍼では、筋肉と神経のバランスを整えて気になる“しわ”や“たるみ”のケアを行います。

美顔鍼では、筋肉の緊張を取り除いたり、血行をよくしてむくみの解消を図ります。表情筋に鍼を打って緊張を取り除くことで、表情が活き活きとしたり、小顔になったと実感される方もいます。

美容鍼では顔だけではなく、凝りやすい首筋や肩まわりの筋肉にも施術を行います。首から肩にかけての筋肉の張りを取り除くことで首元がすらりとしたシルエットになり、結果的に顔が小さな印象を与えます。

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皮膚の上からつぼに温熱刺激を加えることで、血液の流れを促進させる効果があります。さらに身体を温めることで代謝を促し、人が本来持っている自然治癒力を高めるサポートをしてくれます。

身体の痛みの多くは筋肉が緊張し、血液の流れが悪くなった状態です。身体を温めて血液の流れを促してくれるお灸は、痛みやハリの症状を軽減してくれます。さらに、自然治癒力を高めることで病気になりにくい身体づくりに役立ちます。

もぐさの香りには気持ちを落ち着けてくれる成分が含まれているので、お灸をすることで精神的なリラックス効果も期待できます。お灸は熱いほど効果があるわけではなく、ほどよい温熱でつぼを刺激することで効果が得られるものなので、安心して施術を受けていただけます。

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