美顔鍼とは?
症例集
美顔鍼とは、針によってツボを刺激する事で血行を良くし、顔の悩みを改善する施術です。
鍼灸の治療では、肩コリや生理痛の治療を行う過程で患者さんの肌の状態が良くなっていく事が多々あります。このことから「治療効果」と「美容効果」は同時に出てくると考えています。
自然な身体の美しさ=自然美
例えば、「お顔の肌がきれい」という言葉は肌の美しさを評価した言葉ですが、同時に「顔の皮膚の健康状態が良好である」ということでもあります。
東洋医学では、昔から身体の自然美は健康を基礎として成立するものとされています。「美」と「健康」は同じ意味であるとの考え方から、美顔鍼も身体の自然美の維持、増進、回復をはかることを考えて施術しています。
未経験の方の中には顔に針をさすなんて怖いと思う方もいるのではないでしょうか。
美顔鍼を実践する上で、主の問題としては「皮下出血」「疼痛」「効果」が挙げられます。
皮下出血という現象は針を刺すという行為に対して生体の正常な反応に類するものであり、完全に排除することはできません。ごく稀に出てくる方がおられます。皮下出血は必ず消えます。
疼痛は当院の美顔鍼で使う針は髪の毛よりも細いものを使います。針が刺さっているという感じがあっても、痛みはほぼ感じないことやこの程度と言われる方が多いです。
効果は施術の直後あらわれる「直後効果」と一定の時間を経過してあらわれる「事後効果」があり、人によって異なるため、明確に約束することはできません。
施術前には上記の説明をもっと詳しくお伝えさせて頂いています。
美顔鍼は顔に針を刺すことで皮下組織を優しく刺激します。すると、針による刺激によって血流が良くなり栄養と老廃物の循環が円滑になると考えられています。また、自己治癒力の機能を利用して、新しい細胞や新しいコラーゲン産生が活発に行われるとされてこれにより、みずみずしく潤った弾力とハリもある肌に改善されると考えられています。
美顔鍼のリラックス効果により、顔に針を刺している間にも思わずウトウトと眠ってしまう方もいます。また、施術中のゆったりした時間と血行が良くなっていく独特な心地良さから定期的に来院される方も増えています。