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自分で出来るストレッチ ~首・肩コリ~

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新型コロナウイルスによる感染症拡大の予防として、在宅勤務や時差通勤など企業では様々な対策が実施されています。中でもこれからの働き方として、テレワークの流れはますます拡大していくように思われます。

そうなると今まで以上に増えてくるのが首・肩コリです。職場ではパソコンでの作業に適した机や椅子、照明などの環境が整えられていますが、自宅ではそうもいかないため体への負担が大きくなります。通勤時間が無くなる事も問題です。今まで運動している意識は無かった通勤(マイカー通勤以外)は実は良い運動になっていました。通勤時間が無くなる事で、運動不足=筋力低下。筋肉量が減るということは基礎代謝が減り血流が悪くなって肩コリを感じる人が増加していくと思われます。

肩コリが酷くなると仕事に支障をきたします。頭痛、上肢痛、目が開けられない、集中力低下等。仕事をしていると10分でもほぐしてもらえたら体がリセットし、また頑張れると思うことは多いと思います。その様な時間も取れない時に自分で出来るストレッチです。首・肩コリをよく感じる部位を3つをあげました。

 

コリをよく感じる部位(写真はすべて右側)

① 後頭部のすぐ下 

後頭部のすぐ下に窪みがあります。その左右の盛り上がった筋肉。特に目の疲れの影響が大きく、疲れが酷いと指で刺激をあたえると頭の中のほうに響きます。

② 耳の後ろ 

耳のすぐ後ろに骨があるのですが、そのすぐ後ろに窪みがあります。頭痛の原因になる神経が奥にあり、刺激をあたえるとコメカミに響きます。

③ 肩甲骨の内側の上 

マウスの操作を長時間したり、キーボード長時間打ち続けたり、腕を少し上げた姿勢を長時間している方がよく疲れる場所です。

 

押しながらのストレッチ

※注意:指で押さえる力は強くしない。ストレッチがメイン。

写真は一部を載せましたが、各々ポイント(★)を押さえながら左右、前後のストレッチを行います。コリの場所は人それぞれ違います。写真①でも左側に向いて右側の筋肉が伸ばされると感じる人もいれば、左側が伸ばされると感じる人もいます。同じストレッチでもどの筋肉が一番硬くなっているかで変わります。前後左右を試してみて自分が一番気持ちよく伸ばされるストレッチを見つけましょう。写真③は左斜め前に伸ばしています。

全部のストレッチに言えるのですが、意識的に伸ばそうとするのではなく、力を抜いて筋肉が伸ばされているのを感じながら(ここでは頭の重みで伸ばす感じ)が大事です。

 

首・肩のコリや痛みは、筋肉疲労のコリから首の神経が関係しているものまであります。判断は難しいですが

・痛みが長引いてる。

・首を動かした時に腕・肩・背中に痛みやシビレを感じる、強くなる。

といった症状がある時は整形外科の受診をしましょう。

 

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