寝違え
症例集
朝、目が覚めた時に首や背中に痛みを感じる「寝違え」 過労や泥酔状態によって寝返りをほとんど打てなかったりすると、長い時間首まわりに負担がかかり続けて筋肉を傷めてしまうのです。
原因
睡眠中、長時間にわたって無理な姿勢を取ることで首や肩の筋肉が圧迫されて筋肉の一部の血行が低下することや、枕の高さがあっていないことで首の骨に負担がかかり首の関節等に炎症が生じることなどが原因と考えられています。
また、寝違えをおこす要因としては、睡眠中に体が冷えて血行が悪くなること、前日の過度なスポーツや長時間のパソコン使用などによる筋肉の疲労などが挙げられます。
防止対策
また、そもそも生活習慣上オフィスワークなどで体が緊張している時間が長いと首の筋肉が硬くなってしまい寝違えやすくなります。
寝違え防止のために、以下のことにも取り組みましょう。
1.ストレッチをして筋肉を柔軟にしておく。
2.正しい姿勢を心掛けて生活する。
3.短くていいのでこまめに休息をとる。ストレッチは痛みが引いてから行うことを忘れないようにしましょう。
仕事の合間(30分間隔くらい)に少し首を伸ばす、肩を伸ばすなど簡単なストレッチでも効果はあります。首まわりの筋肉をあたためて、血行をよくしましょう。寝違え防止に大切なのは、筋肉の強張りを防ぐことです。