この時季の腰痛①
症例集
今年は梅雨に入るのが20日間ほど早かったです。
早く始まったから早く終わるわけでもなく、体が重ダルク感じる日々が続いています。この数日はこれぞ梅雨というような蒸し暑さです。最悪(T_T)
私が一年で一番苦手な時季です。
そして、この時季に多いのが腰痛と坐骨神経痛。気圧の関係や冷えが関係しているのではないでしょうか。
症例1
50代女性 主婦
主な症状:左足のスネのあたりとスネの外側がピリピリとシビレて足の親指と人差し指までシビレがある(赤の部位)。右膝の内側が痛い。(青の部位)
徒手検査:4番、5番の腰の骨を押さえると痛みが出る。ラセーグテスト(患者さんの足を上げることで坐骨神経症状がでるかをみる 写真①)陽性。
写真①
鍼灸治療:患者さんを伏臥位(うつ伏せ)の状態で、両腰部の筋肉に鍼。 左殿部に鍼。左膝の後ろと膝の高さの外側に鍼。
腰痛症で7年前に初めて来られ、2年ほど治療を続けほぼ完治し、後は痛みが出た時に治療に来られます。年に2回ほど連絡がありだいたい梅雨時期と冬。痛みと痺れをおっしゃいます。過去に腰のヘルニアの手術をされているので疲れがたまってしまうと症状がでてしまうようです。坐骨神経痛の症状が多く痛みの原因の場所は腰部の筋肉の緊張が多いですが、他の原因がプラスされる事もあります。ご本人も自分の身体の事は理解されているので無理をしないで早めに連絡をしてくれます。ですので毎回治療は2~3回で終わり、後は自宅でのトレーニングとストレッチを伝えます。